ぼやき第21回

私の今年の目標として来年強豪チームに勝つことを掲げましたが、これはかなりハードな目標だと思っています。国分寺柔道会の選手はみな体が小さいからです。これは骨格の話ではなくて筋肉量の話です。

小さいうちからウェイトトレーニングを行う必要はありません。と第4回のブログで書きましたが、柔道に筋肉は必要であり、筋肉をつけるということはとても時間がかかることなのです。しかも筋肉というのは自分の最大筋力約60%の負荷を定期的に与えておかないと衰えていきます。最大筋力を上昇させるには最低でも80%の負荷でのトレーニングが必要なのです。食事においてもたんぱく質の摂取が不足していては筋肉は超回復出来ません。柔道に必要な筋肉量を身につける為の時間を逆算すると後1年というのはかなりギリギリだと私は考えています。

 

昨日の練習を観ていても果たして何人の選手が全力でやっていたでしょうか?

 

私は選手たちが試合で勝ちたいと言ったので目標設定をしました。

 

ですが、私は柔道を学ぶ上で礼法と受身をしっかり身につけることができれば小学生は十分だと考えていることも事実です。

 

受身を身につけることと柔道の試合で勝てるようになることでは一気にハードルが上がります。試合で勝つということは他の選手よりもつらい練習をより長い期間する必要があるからです。

 

つらい練習にずっと耐える覚悟がなければ試合で勝てません。本当にその覚悟があって勝ちたいと言ったのかもう一度選手1人1人が自分自身で確認する必要があると昨日の練習を観て強く感じました。

 

私はどちらでも一向に構いません。