今日は所用が忙しく、しばらくブログを書いていなかったので練習の事ではなく
柔道の技の理屈について書こうと思います。
そもそも柔道の技は力をなるべく効率良く使って力が弱い人でも体重が重い人を投げるにはどうしたらよいか?というところから生まれています。
つまり梃子(てこ)の原理です。
皆さんは形を知っていますか?柔道には手技・腰技・足技がありますが、これはてこの支点の位置で分類しているわけです。(右の背負い投げなら右の釣り手が支点)
柔道の理屈はすべて物理学が基本です。小学生には難しいので説明は省略しますが、
ざっくり言うと
・技の威力は体重が重いほうが強い(体重が2倍なら威力2倍)
・技の威力はスピードが速いほうが強い(速さが2倍なら威力4倍)
・回転する技(背負い投げ、払い腰など)は小さく回る(回転半径を小さくする)と威力が増す
柔道の理屈は物理を勉強するととても納得できます。
興味のある人は高校生になったらぜひ勉強してみて下さい