ぼやき第10回

まず11/18の試合についてですが、チームは2回戦で負けてしまいましたが、内容は悪くなかったと思います。前3人が自分より上級生の枠に出場した中での2-2の内容負けだったので次につながる試合ができていました。試合に出た選手は私に言われた内容を忘れずに覚えて次の試合では同じ負け方をしないように練習に取り組んでください。

11/19の練習は立ち技の打ち込み・投げ込み中心の練習でしたがまだ技の形が出来ていない選手が多いです。一人打ち込みなどでも常に相手をイメージして行う、通常の打ち込みも10本行うとしたら10回全く同じ形(足の位置、手の使い方など)で出来るように反復していきましょう。柔道着の握り方のおさらいもしましたがとても大事なことなのでしっかりと覚えておいてください。

 

今回は私の個人的な話をします。

私が国分寺柔道会の練習に参加するようになって約1年半がたちました。

下野市柔道教室の指導も8年前に下野市に帰ってきてからやっているのですが、

何故私が柔道の指導をするのか?を書いておきたいと思います。

私は3歳で初めて柔道に袖を通し、父親の勧め?もあり10歳で道場へ通うようになりました。

受験などで少し柔道から離れる時期もありましたが、26年間(人生の2/3以上)柔道をやってきたことになります。

 

小学校から大学・専門学校までの競技色の強い環境を終えてみたとき、私が感じたのは

 

『このまま終わったら少しもったいないな』でした。

 

小学校時代はあまり辛い練習をしていませんでしたが、中学以降は一生懸命大外刈り・内股を

中心に練習し段々と試合にも勝てるようになり

のちの世界チャンピオンや日本チャンピオン(その他大勢の自分より強い選手)と試合や練習をする機会にも恵まれました。

そこで得た経験やずっと練習し続けてきた技を誰かに伝え、その誰かがまた別の誰かに伝えることができたのなら、少しは私が柔道をやった意味があるのでは?と考えたのです。

 

もちろん、教えた選手が柔道を続けるかどうか、競技を続けたとしても指導するかどうかは選手の自由です。

ですが、柔道を続けている間は私の技術や姿勢で良いと思うところがあったらどんどん取り入れていって欲しいと思います。

指導する選手が自分よりも強い柔道選手、もしくは自分よりもすばらしい人間になってくれることが私の目標だからです。

 

国分寺柔道会のみなさん

できれば柔道が良いですが(笑)

柔道ではなくても何でも良いので 

(例えば勉強をがんばれる・人に対して思いやりのある行動が取れるなど)

私よりもすばらしい人間に是非なって下さい。

みなさんが成長し社会で活躍してくれる事を私は楽しみにしています。