ぼやき第9回

11/16今日の練習は内容としては新しい事はやっていません。

ですが、少し指導者の目が届いてない時間があり、言われた練習を行う際の集中力が散漫になってしまいました。

特に4年生は自分たちがもう上級生であるということを意識して練習に臨んでほしいと思います。

6年生たちは最後の試合まであと約3ヶ月です。大変ですが悔いのない練習をしてください。

その練習を下の学年の選手に見せてあげるのが最上級生の1番大きな仕事です。

 

今日は『試合』について考えてみましょう。少し難しい話をします。

まず最初に、柔道において試合で勝つことは目的ではありません。これが大前提です。

ホームにもある通り、柔道は(他人の役に立てる)素晴らしい人間に成長することが目的であり

試合とは、普段の練習でどの位成長できたかをお互いに試し合う場です。

なので試合にはお互いが全力で勝つための努力・工夫をする必要があります。

でなければ自分も相手も

どれ位成長できたのか?

どれ位頑張れたのか?

を知ることができないからです。

 つまり試合前に全力で勝つための努力・工夫をすることが試合に出る条件になります。

選手の皆さんは

勝つための工夫を自分で考えていますか?その工夫を活かすための努力をしていますか?

『勝ち負け』はあくまで『結果』です。

『結果』が次の自分の『努力する道しるべ』を与えてくれます。

その努力・工夫の積み重ねが柔道の目的(人としての成長)につながるわけです。

 

選手1人1人が大きく成長する様子をぜひ私たち指導者に見せてほしいと思います。