ぼやき第3回

10/26(金)今日は前回練習した寝技での足の使い方の確認と寝技乱取り、投げ技の打ち込み、立ち技乱取りをしました。新しく学んだことは大外刈りでの刈り足の使い方です。

大外刈りは刈る技なので、足を振り上げるよりも上げた足を振り下ろす時に力を入れなくてはなりません。なので刈る力をより効率良く出すため(腹筋・背筋・お尻・太もものうしろ・ふくらはぎのうしろの筋肉を使うため)には膝と足首はしっかりと伸ばし足の指は曲げる必要があります。また、刈るときは股関節をやや内側に捻じる(足の親指を内側に捻じるようなイメージ)とさらに良いです。これから大外刈りを使おうと思っている人は覚えておいてください。

 

 

さて今日のテーマは『反復』です。

小学生はみんな漢字の書き取りや計算ドリルを普段から宿題でやることが多いと思いますが、一体なぜやるのでしょうか?

普通の人間は初めての字を見ただけでは書けるようにになりません。一度九九を聞いただけでは掛け算はできないのです。でも6年生はスラスラとノートにひらがなを書けるし、1桁の足し算をまちがえる事もほとんどないでしょう。

人は繰り返し(反復)練習することで、動作をより正確により素早くする事が出来るようになります。

この反復練習が柔道では『打ち込み』にあたります。

『打ち込み』は単調で飽きやすいかもしれませんが、その地道な練習を続けられた選手だけが早く正確な技を試合で使えるようになるのです。

 

 

前置きが長くなりましたが、国分寺柔道会の今日の打ち込み練習は全体として集中力を欠いているように見受けられました。『打ち込み』はとても大事です。余談ですが私自身、自分の稽古においては『筋トレ』や『乱取』よりも『打ち込み』に一番重点を置いています。

 

地道こそ勝利への近道ではないでしょうか?